検索エンジンがGoogleに一本化される前に
YahooがGoogleとの衝撃的な提携を発表してから1ヶ月ほど経ちましたが、Yahoo中心にSEO対策をしていた方の多くが今はGoogleに目を向けている所だと思います。
現時点で、Yahooからのアクセスに依存しているサイトは、今すぐにでもGoogleからアクセスを集める為の対策を実施した方が良いと言えます。特にホームページからの集客力が売上を大きく左右するような場合には、切り替わってからでは遅すぎます。
Yahooの検索結果がGoogleと同じになる事の意味
BingになるよりはGoogleになってくれた方が有り難いので基本的には歓迎なのですが、検索エンジンが実質一つになるという事は多くのリスクをはらんでいます。
Yahooの検索結果がGoogleと全く同じになるとは限りませんが、検索エンジンとしての完成度を考えると下手に手を加えるような事はしないと思っています。(Yahoo独自のサービスやガイドラインの違いによる部分は出てくるとは思います。)
- Googleで上位表示されない事は死を意味する
- ライバルサイトが増える
- マグレ上位表示が出来なくなる
- 内部SEO重視での上位表示が難しくなる
- 隙を突いたテクニックが効かなくなる
Googleで上位表示されない事は死を意味する
煽り気味な見出しになってしまいましたが、Googleで上位表示されないという事は、サイトが検索ユーザの目に触れる機会が極端に少なくなることを意味しています。逆に言えばGoogleで上位表示されれば、Yahooユーザの目にも留まるという事になりますので、アクセス数が2倍以上になるサイトも出てくるでしょう。
ライバルサイトが増える
上位表示を10位以内と考えると、今までは一つのキーワードでYahooとGoogleで最大20サイト(ページ)がランクインできたものが、半分の10サイトになるわけです。 必然的に競争率は上がりますので、現時点でGoogleで上位表示されているサイトも油断は出来ません。今までYahooに目を向けていたサイト管理者全てがGoogleに集中してくるわけですから、スモールキーワードやロングテールキーワードにおける上位表示も難しくなるかもしれません。
マグレ上位表示の可能性が低くなる
Yahooでは不可解なペナルティがあった反面、インデックス更新やアルゴリズム更新が絡む一時的な上位表示や、SEOに力を入れていないのに上位表示できてしまったというような事もあったと思います。しかし、Googleの場合にはそういったマグレ的な上位表示が難しいと言えます。
内部SEO重視の上位表示が難しくなる
YahooはGoogleよりも内部SEOが評価されていると言われてきました。 ターゲットキーワードにもよりますが、被リンクがほとんどないのに上位表示されているサイトも散見されます。被リンクの価値は数ではありませんので、Googleにおいても少ない被リンクで上位表示できる可能性はありますが、Yahooと比べると難しいと言えるでしょう。
※被リンクが少ないのに上位表示されているようなサイトは、リダイレクトによりリンクジュースを受け取っている可能性も考えられます。
隙を突いたテクニックが効かなくなる
Yahooはリダイレクト処理やリンク評価が上手くないので、その隙を付いたSEOが効果的でした。ブログコメントなどのnofollowリンクも評価してしまっていると言われています。
WEB in the morningさんは、紹介した記事の他にも今まで他のブログで語られる事が無かったようなディープな内容が多いので、必読です。どなたが書いているのかは存じ上げませんが、「SEO業界まっただ中で働く新宿区社長ブログ」と書いてあるように、最前線で戦っている方のようです。今最も熱いSEOブログとして注目しています。
「GoogleのブラックSEO」も参考になると思います。まだまだGoogleにも隙があるという事なのでしょう。しかし、隙を突くような手法を使う事により強烈なペナルティを受けてしまった場合のリスクは、今後はさらに高まる事になります。でも、ブラックな手法を行っている時点で、リスクは覚悟の上ですかね。
リスクを回避するために
2004年以前にもYahooがGoogleを採用していた時がありますが、あの頃のYahooはディレクトリの方を優先していたと思いますので、当時と今とでは異なる状況になるでしょう。
リスク管理の方法としては、ペナルティを受けるような可能性があるテクニックは使用しないという事です。今までならGoogleからペナルティを受けてもYahooで上位表示されていればダメージは小さかったのですが、今後は影響力大です。
あとは、何度もこのブログで書いてきた事ですが、複数のサイトを運営して、仮に一つのサイトの状況が思わしく無い場合でも、他のサイトでカバーするという体制を取るのが良いでしょう。
また、特定のキーワードからのアクセスに依存した状態では、そのキーワードの順位が下がった時にアクセス数が激減してしまう事になりますので、様々なキーワードによりアクセスを確保しておく必要があります。
検索エンジンがGoogleに一本化されると言っても、基本的なSEO対策に変化はありませんが、今まで以上にリスク管理が必要になってくる事は間違いありません。

















